すごいですよね、4メートルって。あのサッカー選手のリオネル・メッシ選手が股下をくぐる写真があるんですよ。それがこちら!
・・・というようなことを言ってもいい日が1年に1回ありますよね。
そう、4月1日のエイプリルフールです。
つまりタイトルは嘘です。メッシの写真もありません。笑
でもよく考えるとエイプリルフールってそもそもどんなルールがあるとか、発祥についてとか、よくわかってないことが多いですよね。
ということで今回はエイプリルフールについてです。
嘘をついていいのは午前中12時まで?
エイプリルフールの正式なルールというのは国によってちがうんですね。
そもそも正式な嘘のつき方なんてあるのかという話ですが、お国柄でしょうか、国によっては4月1日の朝の新聞の見出しに思いっきり根拠のない完全なウソの内容の記事を載せたりしますからね。
一応みんなが納得するカタチで嘘をつく必要があるんですね。
そして、その一応存在する正式なルールというのは、唯一ひとつ、「嘘をつくのは4月1日の午前中」というものなんです。
正確にはこれはヨーロッパルールです。対してアメリカは1日中OKなんですね。
でもアメリカルールは世界標準ではないため、一般的に浸透しているのがこの午前中ルールなんだそうです。
まぁ浸透といっても日本じゃそんなに人口に膾炙してないですね。
でもなぜ日本もヨーロッパルールなんでしょう。これはどうもマスコミの解釈が世間一般にひろまったようです。
昔、国内のある雑誌の編集者が、「一応ヨーロッパルールでは午前中だけが許されているから、4月1日だけは輪転機を午前中に動かそう」という配慮をして記事の中で嘘をついたのがはじまりだとかなんとか。
まぁ言ってみれば安全策をとったわけですね。
時間枠せまいほうのルールを採用しておけば誰も文句いわないですからね。
ちなみに午前中についた嘘は午後にはネタばらしをするのが暗黙のルールです。
エイプリルフールの由来
さて、エイプリルフールはいかにして慣習になり世界的にひろまったんでしょう。
そもそも発祥はどこなのでしょう。これは実にさまざまな説があるんです。
あるんですが今回はその中でも有力な説のひとつ、「フランスのシャルル9世のわがまま説」をご紹介しましょう。
昔、フランスは3月25日がお正月、つまりその年のはじまりの日だったんですね。
なぜ3月25日だったのかという話はまたいろいろあるんですがそこを説明しだすと話がズレるので割愛します。
そして、そこから約1週間お祭りが続くんです。つまりお正月休みですね。季節的には春ですけどね。
でもなぜか、ときの国王シャルル9世は1564年に急に1月1日を新年とするグレゴリオ暦を採用し出したんです。
いきなりカレンダーかえられたら嫌ですよね。当然国民は反対運動をおこしたんですね。
いろんなことしたみたいですが、いちばん国民が一致団結して取り組んだのが4月1日を「嘘の新年」として祝っちゃう、という運動だったのです。
でもこれにシャルル王はご立腹。運動を起こした国民を小さな子どもを含めて大勢処刑しちゃったんですね。
この出来事を風化させないために4月1日を嘘の新年として毎年祝うようになった、という説です。
なぜ3月25日ではないのかは気になるところですよね。
お正月休みの最終日だからみんな最後の日ってことで騒ぎたかったのかもしれません。
その辺はよくわからないです。
いかがでしたでしょうか。エイプリルフールは日本ももっと盛大なウソがまかりとおっていいと思います。
たとえば丸の内線ですね。
新宿三丁目を出たら、「次は、新宿四丁目~」とか、さらっと言ってみてもいいんではないでしょうか? JRさん。