ゴールデンウィークやお盆、お正月休みを利用して、オーストラリアのクイーンズランド州に出掛ける方、また、そうでない方もオーストラリアに
興味のある方は必見です。今回は世界遺産のフレーザー島をご紹介します。
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クイーンズランド州のフレーザー島
フレーザー島はオーストラリア、クイーンズランド州にある島で、世界でもっとも大きな砂島です。
1992年、ユネスコの世界遺産に自然遺産としてに登録されました。
島はブリスベンから北に約300kmの所にあり、南北123km、幅25km、島の最高高度は240mです。
島のほぼ全域がグレート・サンディ国立公園として国立公園に指定されているんですね。
クイーンズランド州ってオーストラリアの中でも世界遺産がかたまっているんです。オーストラリアには16の世界遺産が
あるんですが、そのうちの5つがクイーンズランド州にあるんですね。
それは、生い茂る亜熱帯雨林、グレートバリアリーフに広がる無数のサンゴ礁、荒涼とした砂漠地帯、
太古の姿を今に伝える雨林地帯と、全く異なる表情がこのクイーンズランド州に集結しているからなんです。
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難破船マヘノ号の美しさをなにに例えよう!
フレーザー島の浜辺には難破船マヘノ号の残骸が打ち上げられています。マヘノは1905年にオーストラリア-ニュージーランド間を航行する客船として建造され、
第一次世界大戦中にはイギリス海峡で病院船としても利用されたんですね。
1935年にスクラップ処分のためメルボルンから日本へ曳航される際に強いサイクロンに遭って打ち上げられ、現在は観光スポットの一つとなっているんです。
つまり経緯としてはちゃんとスクラップにしようとしたんですけど、サイクロンの被害にあっちゃってあきらめられた船ですね。
そういう言い方もなんですが。
ちなみにこの難破船マヘノ号が横たわる海岸線は、約100km以上にわたって「75マイルビーチ」と呼ばれるきれいな砂浜がつづいているんです。
ここは、舗装された道がないフレーザー島の中で、車が一番走りやすい浜辺です。なんといってもとんでもなくまっすぐなんですね。
4WDの車で、波打ち際を豪快に
水しぶきをあげながら走れば気分は爽快です。
透明度の高い清流が森から流れ出る光景も横目に眺めながら、浜辺のドライブを楽しむことができます。
マッケンジー湖の透明さでこころを洗おう!
フレーザー島の淡水湖は世界で最も透明度の高い湖のひとつです。有名な湖としてマッケンジー湖が上げられます。この湖も観光客のレジャースポットとなっています。
砂が石英であり、かつ水は酸性を示すため、髪、歯、宝石などの洗浄に適し、また人の肌を剥離させる効果があるんですね。ちなみに石鹸やサン・オイルの使用はもとより、ここでの排尿は湖の
透明度を下げるので慎みましょう。マナーですね。
また、島にあるエリー川は非常に良いレジャースポットであり、ハイキングの他、水泳を楽しむことも出来ます。
島全域が一般にも公開されており、観光客は海辺でのキャンプを楽しんだり、ザトウクジラやイルカの出現を見たりすることが出来るんですね。
特にハービー湾は、繁殖と子育てのために訪れるザトウクジラの観察スポットとして有名です。
ハービー・ベイやヌーサなどの近郊の街からはもとより、ブリスベンやゴールドコーストからも多数のツアーが実施されているほか、個人で訪れる観光客も多いんですね。
島内ではキャンプ、ブッシュウォーキング、釣り、水泳などの活動が楽しめます。
終わりに
さて、いかがでしたか。
オーストラリアってとにかく自然がでかいです。北海道なんてめじゃないです。
こんなこというと道民のみなさんに叱られちゃいますが。
アメリカもダイナミックでいいですが、日本人にとっては時差も少なく、アメリカよりも近いオーストラリアは
おすすめの海外旅行先です。
そのなかでも今回ご紹介したクイーンズランド州フレーザー島ですね。みなさん、この絶景を忘れることなかれ!
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