アレルライトハイパーの花粉症効果をもう一度じっくり検証してみましょう。アレルライトハイパーでの花粉症対策を分析すると、乳酸菌サプリの持つ底力が見えてきます。アレルライトハイパーが発揮する潜在的な効果は、わりとはかりしれないものなのかもしれません。
Contents
アレルライトハイパー徹底解剖!
たった2粒で毎日ヨーグルト50kg分の乳酸菌が摂れるサプリメント、アレルライトハイパー。
日清食品独自の自然由来の「リフレクト乳酸菌(T-21株)」と、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素「ビオチン」を毎日手軽に摂る事ができるサプリメントです。
1日わずか2粒を飲むだけで、5,000億個の「リフレクト乳酸菌 (T-21株)」を手軽に摂取することができ、カラダの内側から刺激に負けない強いコンディションを整えていきます。
アレルゲン
特定原材料等27品目アレルゲンフリー。
特定原材料7品目 (えび、かに、小麦、そば、卵、乳成分、落花生)、特定原材料に準ずるもの20品目(あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キウイ、牛肉、くるみ、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、まつたけ、モモ、やまいも、りんご、ゼラチン)を含む原材料は使用していません。
栄養成分表示
2粒(400mg)当たり
熱量:1.57kcal たんぱく質:0.04g 脂質:0.01g
炭水化物:0.33g 食塩相当量:0.0007g ビオチン:50μg
原材料名
還元麦芽糖水あめ、乳酸菌粉末、マルトデキストリン/粉末セルロース、ステアリン酸Ca、微粒二酸化ケイ素、ビオチン
大きさ
袋の中をのぞく
ケースの中身の全て
コスパ
唯一の購入方法である公式通販サイトですが、貴重なものだからと言って法外な価格で売りつけたりしません。
そこは、大手食品メーカーである日清製粉だからこそのお値打ち価格が実現しています。
アレルライトハイパーは1袋で30日分の通常価格が4600円。
1日分に換算すると約153円!これで花粉症対策が行えるとあって大変お得ですが、それだけでは済みません。
なんと今なら、アレルライトハイパー1か月分が980円で購入できてしまいます。
勿論送料も無料です。
しかし、こちらは毎週先着1000名様限定で予告なく終了する場合があるとのこと。
やはり、いくら大手食品メーカーとはいえサービスには限界があるということでしょうか。
でも、「多くの人にアレルライトハイパーの効果を実感してほしい!」という企業の熱意は十分に伝わってきますよね。
リフレクト乳酸菌
リフレクト乳酸菌 (T-21株) は1990年に東京農業大学岡田早苗教授により長野県志賀高原にてツルコケモモ (洋名:クランベリー) から採取保管され、日清食品ホールディングスの研究所「the WAVE」にて花粉症等のアレルギー症状を抑える効果が発見されました。
リフレクト乳酸菌 (T-21株) はラクトコッカス ラクティスという乳酸球菌の一種。
ラクトコッカスラクティスは、チーズやヨーグルトといった世界中で食べられる食材に含まれており、食経験が豊かな乳酸菌です。
リフレクト乳酸菌 (T-21株) の研究は今も続けられており、さらなる効果の発見が期待されています。
リフレクト乳酸菌はラクトコッカスラクティスという乳酸球菌の一種で、これはチーズやヨーグルトなどの、一般的に私達が食べている食品の中に含まれています。
なので、いわゆる食経験が豊かな乳酸菌と言われていて、花粉症などのアレルギーを抑制する免疫調節物質の「インターロイキン-12」を促進する力が、とても高い乳酸菌株になります。
アレルギーを抑制
リフレクト乳酸菌 (T-21株) は、花粉症などのアレルギーを抑制する免疫調節物質である、「インターロイキン-12」の産生を促進する能力が非常に高い乳酸菌株です。
リフレクト乳酸菌 (T-21株) の摂取によって、花粉症と通年性鼻炎の症状が緩和されることがヒト試験で確認されており、通年性鼻炎には3週間、花粉症には4週間の摂取で効果が出ることが実証されています。
リフレクト乳酸菌 (T-21株) は、乳酸菌の中でも優れたアレルギー抑制力を持っている魅力的な乳酸菌なのです。
花粉症にも効果アリ
ヒトの試験で、これを積極的に摂取することで、通年性鼻炎や花粉症を緩和することが分かりました。
しかも、通年性鼻炎は3週間、花粉症は4週間摂取するだけで効果が出ることが実証されているのです。
リフレクト乳酸菌は、もともと体のバランスを整える力があると言われていました。
その後、花粉症や通年性鼻炎にも効果が高いことが発見されたのです。
リフレクト乳酸菌の口コミ
- 花粉症やアレルギーがある方などが、期待をして使っているようですが、リフレクト乳酸菌の効果のほうは口コミでどんなものがあるのでしょうか?
- 期待して買ってしまって治るかな!?と思ったら治りませんでした。ただかなり楽でした。いつもは薬とメガネとマスクが欠かせないんですが、マスクだけで耐えれたのはすごいと思います
- ひどい花粉症持ちなので、完全に対策できたわけではありませんが、去年はかなり楽でした。
- 幼いときから敏感な体で、朝からもぁーとして仕事に集中できなかったりするときも・・・アレルライトを飲み始めて2週間ほどで快適になっている感じがしました。
- 乳酸菌サプリメントは眠くならないので安心です
- 1年中鼻がグズグズすることが多く特に何が原因か分かりませんでした。体質改善できればこういった不快な症状が緩和されると聞き、乳酸菌のサプリメントを飲むようになりましたが、一ヶ月でだいぶ楽になり鼻を気にしなくていいので、仕事にも集中出来るのが嬉しい
花粉症の症状自体が完治したわけではないようですが、かなりこれまでよりも楽になったという口コミが目立ちましたが、人の研究でその効果を日清食品側がはっきりと提示していますから、効果に関して即効性は期待できませんが、まずまずといったところのようです。
しかも、リフレクト乳酸菌は、免疫のバランスを整えるのでアレルギーを持っていない人の健康もサポートします。
口コミでも、なんとなくスッキリしない感じを持っていたという方が、これを飲み始めて仕事にも集中できるようになったなどといった体験談がありました。
腸内細菌はとても大切なことは分かっていても、人間は日々忙しい中でついつい食生活を蔑ろにしてしまいがちです。
それを食べるとお腹の調子をおかしくすると分かっていながら、加工食品や工場で作られたお弁当を食べてしまったりします。
ならばバランスを取るために、リフレクト乳酸菌などのサプリメントで補うことが出来れば、安心でもあります。
個人的にも、分かっちゃいるけれど、他に選択肢がどうしてもないときに、コンビニのサンドイッチなどを食べるとてきめん次の日のお腹の調子が悪くなります。
実体験としてこういったことを体で理解すると、食事にも気を使いますが、自分のこの体質の不安定さが、普段の食生活から来ていることに気づけない人のほうが多いと感じられます、なんらかの不安定さを持っていて、一気に食生活の改善も難しいという方も、リフレクト乳酸菌などを併用してうまくバランスを整えるようにすることで、健康維持&その不安定さからの解放がされると嬉しいですよね?
そういった面から、リフレクト乳酸菌などを選ぶのは、現代社会を生きる私達の賢い知恵になるのではないでしょうか?
世の中は陰陽のバランスで成り立っています。
どうしても外食が多くなる、食生活が安定しないという悩みがある方なども、上手にこのようなサプリメントを活用し、自分の生活スタイルの中で精一杯出来る健康管理などをしていくことで、少しでも体調の崩れや、病気にかかるリスクを回避していければ安心です。
そもそもなぜアレルギーは起こる?
特定の物質(アレルゲン)が体内に入ると、血液中に存在するIgE抗体と呼ばれる免疫系の抗体がアレルゲンと結合し、それがヒスタミンなどの炎症性物質を放出して全身に運ばれることで、様々なアレルギー反応を引き起こします。
アトピー性皮膚炎においては皮膚の乾燥や痒みなどがアレルギー症状として現れます。
これの深刻な場合だと、アナフィラキシー・ショックを起こして命に関わることもあります。
近年、乳酸菌がアレルギー症状を緩和させることが伝えられてきています。
そもそもアレルギー症状が出やすい人は、血液中のIgE抗体が作られやすい体質で、アレルギー疾患になりやすいのです。
私たちの体は、口から入る栄養源を胃で溶かし、大腸から吸収して全身へと栄養が巡っていくことで作られています。
腸内環境が乱れると体の様々な部分で不調が現れ、その結果アレルギー症状が引き起こされます。
同じアレルギー症状であるアトピー性皮膚炎の患者に、皮膚科医が乳酸菌の摂取を勧めるほど、その効果が認められています。
T21乳酸菌の効果
数ある乳酸菌の中でも、「T21乳酸菌」を継続的に摂取することで、花粉症や通年性鼻炎の症状が緩和されることが日清食品のヒト試験によって実証されました。
試験は、例年花粉症や通年性鼻炎に悩む被験者たちを集めて行われ、4週間にわたってT21乳酸菌を含む食品と含まない食品(プラセボ食)を摂取した後に、それぞれ対照試験を行いました。
花粉症では、花粉を散布した部屋に3時間過ごした後に比較したところ、T21乳酸菌を摂取した場合では、プラセボ食に比べてくしゃみや鼻水といった花粉症によるアレルギー症状が緩和されていることが分かりました。
通年性鼻炎では、摂取前に比べて鼻粘膜の腫れが緩和され、プラセボ食を摂取した被験者と比べても症状が軽減されていることが分かりました。
T21乳酸菌の摂取を花粉症で4週間、通年性鼻炎では3週間で効果が現れると実証されました。
さきほどからカッコ書きで書いているとおり、このT21乳酸菌がリフレクト乳酸菌なのです。
アレルライトハイパーのツイッター口コミ
内側から調子をすこやかに整えて感じやすさをケアできた!
たぬきin北海道
花粉症には縁がないと油断していたら、5年前から症状が出始めて春が恐怖になりました。サプリなのでそれほど期待していませんでしたが、気がついたら一番症状がひどい朝でもそれほど気にならなくなっていました。
野球大好きカズマ
季節や年間を通してのツライ悩みに答えてくれる感じ
加山健一
体質改善できればこういった不快な症状が緩和される、と聞き乳酸菌のこのサプリを飲むようになりましたが、1ヶ月でだいぶ楽になり鼻を気にしなくてもいいので、仕事にも集中できるのが嬉しいです。
みっちゃん
普通に満足できた。副作用もないしね。
Yuri-Takeshi-love
アレルライトハイパーは1日2粒、味も気にならず小粒で手軽に持ち運べるのがいいです。
山内茂子
アレルライトハイパーはメルカリで売っているか?
けっこうがんばって探したんですが、アレルライトハイパーはメルカリにはありませんでした。
やはり公式サイトで買うのが一番良いようです。
花粉症のアレルゲンと症状
現在、日本人の約25%(*)が花粉症だといわれています。
では、花粉症とはいったいどんな病気なのでしょうか。
花粉症とは、スギやヒノキなどの植物の花粉が原因となって、くしゃみ・鼻水などのアレルギー症状を起こす病気です。
季節性アレルギー性鼻炎とも呼ばれています。
アレルギー性鼻炎は、原因物質(アレルゲン)の種類によって2つに分類されます。
原因となる花粉の飛ぶ季節にだけ症状があります。
日本では、約60種類の植物が花粉症を引き起こすと報告されています。
花粉症の有病率
花粉症は年々増加していると言われていますが、2008年に行われた全国的な鼻アレルギー(花粉症)の有病率調査では、国内の約4割の人がアレルギー性鼻炎と答え、花粉が原因の鼻アレルギーは3割にものぼることが分かりました。
そのなかでも、スギを原因とする花粉症は26.5%と、1998年の調査結果に比べ10ポイントも増加し、約4人に1人が発症しています。
全国でも特に患者が多いと言われる東京都の調査では、スギ花粉症の有病率は3割近くにのぼります。
また、30・40代に多かった花粉症が、近年では花粉の飛散量の増加とともに、低年齢化が進み、若いうちに発症する人が増えています。
10代でも約3人に1人が、10代以下も約15%近い人が花粉症を発症していたことが分かりました。
2008年の調査から約10年近くたった現在ではさらに増加しているものと思われます。
日本では50種類もの原因花粉があります。
今まで大丈夫だった人も、突然、発症することもありますので、「自分は大丈夫」と思わず、しっかり対策を立て予防していきましょう。
主なアレルゲン
スギ、ヒノキ、カモガヤ、オオアワガエリ、ブタクサ、シラカンバなど。
症状
鼻の三大症状(くしゃみ、鼻水、鼻づまり)だけでなく、目の症状(かゆみ、涙、充血など)を伴う場合が多く、その他にのどのかゆみ、皮膚のかゆみ、下痢、熱っぽい感じなどの症状が現れることがあります。
(さらに、シラカンバ、ハンノキ、イネ科花粉症などの人が、ある果物や野菜を食べると、口の中がかゆくなり、腫れたりする「口腔アレルギー症候群」という症状もあります。)
なぜ人は花粉症になるのか?
私たちの体は、“花粉”という異物(アレルゲン)が侵入するとまず、それを受け入れるかどうかを考えます。
排除すると判断した場合、体はこれと反応する物質をつくる仕組みをもっています。この物質を「IgE抗体」と呼びます。
抗体ができた後、再び花粉が体内に入ると、鼻や目の粘膜にある肥満細胞の表面にある抗体と結合します。
その結果、肥満細胞から化学物質(ヒスタミンなど)が分泌され、花粉をできる限り体外に放り出そうとします。
・・・そのため、くしゃみで吹き飛ばす、鼻水・涙で洗い流す、鼻づまりで中に入れないよう防御するなどの症状が出てくるのです。
花粉症になりやすい人
花粉症を発症する人は、遺伝的にアレルギー体質であることが主な原因として言われていますが、それ以外に何か原因はあるのでしょうか?
まず、一般的にあげられるのが食生活の変化です。
なぜなら同じ地域に住んでいても、お年寄りには花粉症の有病率が少ないからです。
インスタント食品やスナック菓子など今とくらべて、ほとんどなかった時代、昔からの和食がアレルギー体質になりにくい要素があるのかもしれません。
次に自律神経を乱す睡眠不足や不規則な生活、そしてストレスも原因と言われています。
自律神経が乱れると免疫機能がうまく働かないからです。
生活習慣を見直し、規則正しい生活を心がけることで花粉症が楽になるかもしれません。
また、花粉の飛散が多い地域では、花粉症の有病率も高い傾向にありますが、排気ガスの影響も受けていると言われています。
花粉の飛散量が同じでも、排気ガスの多い地域の方が花粉症になる人が多いのだとか。
排気ガスのなかに含まれる微粒子と一緒に花粉を吸いこんでしまうと、アレルギー反応が出やすくなると言われています。
また、アスファルトにも要注意です。
花粉が飛んでも土に吸収され、再び舞い上がることの少ない田舎と違い、アスファルトは落ちた花粉が何度でも風に舞い上がり、空中を飛んでしまうので、花粉を吸い込みやすくなると言われています。
そのため、大きな道路の近くや都会に住んでいる人は普段からマスクをするなど特に注意が必要です。
花粉自体に害はない
もともと花粉自体には人の体に害はなく、アレルギー症状を起すような炎症物質ではありません。
これは人間の外部からの異物を除去する免疫システムの誤作動により起こってしまうのがアレルギーなのです。
アレルギー症状を起こしにくくするためには腸から粘液に分泌されるlgA抗体(免疫グロブリンA)を増やす必要があります。
lgA抗体とは、花粉やたんぱく質などのアレルギー物質が体内に吸収されるのを抑える働きをするものです。
例えば花粉症の場合、花粉はまず鼻や眼の粘液で捕らえられます。
この時IgA抗体は花粉を捕まえて、アレルギー症状を起すことなく体外へと運び去る役割を果たします。
つまりIgA抗体(免疫グロブリンA)は体へのバリア機能を果たす物質で、これが多ければ多いほどアレルギーを起こしにくい体質であるといえます。
一方、私たちの持つ免疫抗体にはIgE抗体(免疫グロブリンE)というものもあり、これがアレルギー症状の原因となるものです。
IgA抗体をすり抜けた異物などが体内に侵入するとヘルパーT細胞(免疫の司令塔の役割)から「異物を除去しろ」という命令がIgE抗体にいきます。
花粉は直接体内に悪い影響を与える物質ではありませんが、ヘルパーT細胞が花粉を敵だと誤って認識すると、ヘルパーT細胞の一種であるTh2細胞が抗体を生産するB細胞( 抗体産生細胞リンパ球の一種)に働きかけ、本来外からの微生物に対する防御壁になるIgE抗体をつくらせるのです。
そして、IgE抗体が異物(花粉)と結合すると、マスト細胞(肥満細胞)という細胞からヒスタミンが大量に分泌され、それがかゆみ、くしゃみといったアレルギー症状を引き起こすことになります。
ヒスタミン自体は神経伝達にかかわる重要な物質でなくてはならないものですが、それが大量に分泌されると血液中から漏れ出し、炎症を起してしうのです。
ですので、花粉症を止めるための薬(抗ヒスタミン剤)を飲むと神経伝達がうまくいかなくなり、眠くなってしまうのです。
花粉症の鼻づまりやくしゃみ、目のかゆみなどは、こうしたメカニズムから起こります
つまり花粉症を抑えるためには、アレルギーを抑えるためにはIgA細胞を増やしバリア機能を高め、IgE抗体を減らしアレルギー症状を抑えることが必要となります。
花粉症が治る仕組み
ここまでいろいろ書いてきましたが、最後に、花粉症がなかなかなおらない人のためにとっておきの情報を書いて終わります。
もしこれをやってもなおらなかったら、そのときはアレルライトハイパーを入手しましょう。
・・・鼻がやられれば集中力が落ち、仕事も捗りません。
ティッシュの使用量が5倍位になってゴミ箱が溢れ返っている人もいると思います。
鼻のかみ過ぎで鼻の脇が被れてしまった人もいるでしょう。
目が痒くて真っ赤になっている人もいると思います。
毎年この季節になると鬱になってしまう人もいます。
余りの辛さに沖縄に逃げるなんて人も本当にいるみたいです。
ただ、僕は以前からずっと一貫して花粉症は治せると主張しています。
世間では花粉症は一度なったら一生付き合っていくものという認識のようですが、そんな事はありません。
花粉症は治せます。
どうやって治すかと言えば、これもずっと言っている通り、「鼻うがい」です。
「100%誰でも」とは言いませんが、かなり高い確率で治ると思います。
わたし自身もこれで花粉症を克服しましたし、周りの友人にもお客様の中にもたくさんいるので信頼性は高いと思っています。
毎朝、鼻うがいをする習慣を持てば、高確率で花粉症は抑えられます。
しかし、何度も何度も言っているにも関わらず、以前として鼻うがいをしてくれない人います。
花粉症になっていて、めちゃくちゃ辛そうで、鼻うがいで治るという情報も知っている癖に、やっていない人が結構います。
正確に言えば、1~2回は試しにやるのですが、毎朝の習慣にまで落とし込めていません。
得られるメリットが大きい事はわかっていても、忙しい朝に習慣を増やすのは面倒臭くて、挫折してしまう方が多いようです。
何故続けられないのかと言えば、恐らく仕組みがわかっていないからです。
鼻うがいで鼻に詰まった花粉が取り除ける、程度の効果しか理解できていないから、いまいちピンと来ていないのだと思うのです。
もっと言えば、信じられていない。
医者がお手上げの病気を鼻うがいなんて単純な方法で治せるなんてあり得ないと心のどこかで思っているから習慣にできないのだと思います。
そこで、今回はそんな方に向けて、鼻うがいで花粉症が治るメカニズムをお伝えしようと思います。
花粉症が治るプロセスを論理的に理解できれば、鼻うがいを信じる事ができるようになるはずです。
そして、信じる事ができれば、重い腰も上がって朝の習慣として行動できるようになると思うのです。
さて、それでは具体的に説明していこうと思いますが、先程少し触れたように、鼻うがいで花粉症が治るのは単に鼻に詰まっている花粉が洗い流されるからではありません。
そんな簡単な理由で治ってたまるもんかと。
これだけ多くの人が苦しんでいる症状です。
治るのにはそれなりにきちんとしたワケがあります。
そもそも、勘違いしている人もいると思いますが、花粉症とは鼻に入った花粉により、鼻がムズムズして鼻水が出るという症状ではありません。
免疫が過剰に反応したアレルギー症状です。
アレルギーはアトピーやリウマチと同じく、免疫システムが無視して良い異物に反応する事で起こる疾患ですが、花粉症は花粉に反応して鼻水がたくさん出たりする症状です。
ですから、その症状を取り除くには花粉を取り除くのではなく、免疫を正常な状態に戻してあげる必要があります。
根本的原因である免疫の処置をしなければいけません。
そして、その免疫の処置に一役買うのが鼻うがいです。
一見、鼻うがいと免疫には何も関係無いように見えますが、実はここに深い関係があるのです。
これがどういう事なのかを説明する前に、まず花粉症という免疫疾患がどのような仕組みで起こっているかを知ってもらう必要があります。
花粉症のメカニズムです。
最初に覚えて欲しい重要な部位があります。
「上咽頭」と呼ばれるところです。
下の図を見て下さい。
上咽頭
鼻の穴から続いていて、のどちんこのちょっと上にある空洞が上咽頭です。
実はこの上咽頭、人体の中でトップレベルに免疫システムが活発に働いている場所です。
外気と真っ先に触れ合う場所ですから、ウイルスや細菌と闘うために、免疫がこぞって防衛線を張っているのです。
実際、上咽頭の上皮細胞はその大半がリンパ球と呼ばれる免疫システムで構成されています。
通常、リンパ球などの免疫システムは体表には出てこないものなのですが、逆に言えば上咽頭はそれ程までに争いの絶えない激戦区であると言えます。
更に、上咽頭の免疫は常に活性状態にあります。
普通、免疫は何も無い時は大人しく寝ているのですが、上咽頭の免疫は常時ウイルスと対面する可能性があるので、24時間の迎撃態勢をしいているのです。
そのため、慢性的に炎症が起きやすい場所でもあります。
常に免疫とウイルスが攻防を繰り広げているため、慢性的に炎症反応が起こってしまうのです。
問題はここからです。
慢性的に炎症が起こるのはある程度仕方無いのですが、花粉などによりその炎症が余りにも連続して長期的に続きすぎると、免疫に変化が起こります。
免疫の要である「Tリンパ球」が元気づいてくるのです。
Tリンパ球というのは簡単に言うと免疫システムの指揮系統です。
非常に頭が良いエリートで、判断能力に長けていて、他の免疫に攻撃を命じる役割を持っています。
その重要なTリンパ球が長期的な炎症ににより、異常に活気づいてきます。
わかりやすく言うと、余りにも長く戦闘し続けた事で興奮してしまい、戦闘狂みたいになってしまうのです。
元々は冷静沈着で淡々と仕事をこなすTリンパ球ですが、目が血走ってきて、戦闘民族サイヤ人もビックリの暴君と化します。
暴君と化したTリンパ球は上咽頭の中の戦闘では飽き足らず、新たな敵を求めて血液に乗り込んで全身を駆け巡ります。
そして、血中を動き回る過程で、休息中だった他の免疫システム達を叩き起こします。
「オラオラー、戦争じゃー!皆殺しじゃー!」
と大声を出して、仲間達を起こします。
エリート中のエリートであるTリンパ球の命令ですから、他の免疫達も「これは一大事だ」という事で目覚め、早速、戦闘準備に取り掛かります。
しかしながら、闘う準備はしたものの敵が見当たりません。
それは当然です。
これはTリンパ球が暴走しているだけであって、ウイルスや細菌が入ってきたわけではありませんから、肝心の相手が見つからないのです。
すると、「あれ、もしかしてコイツが敵かな?」と言って、自分の細胞を攻撃し始めます。
Tリンパ球に起こされた免疫システムには「マクロファージ」や「好中球」というものがいますが、残念ながら彼らは余り頭が良くありません。
所謂、脳筋というヤツで、Tリンパ球と違って敵味方の判断がおぼつかないのです。
とりあえず起こされたものの、敵が見当たらないので、そこら辺にいる一般人を見境無く攻撃してしまうのです。
そして、マクロファージや好中球は頭は良くありませんがケンカは強いです。
ウイルスや細菌も素手でボコボコにできる力を持っており、彼らから攻撃を受けた自己細胞は深手を負ってしまうのです。
また、起こされた免疫には「Bリンパ球」という免疫もいます。
彼らは「抗体」という飛び道具を使って攻撃をするタイプなのですが、
その抗体を乱射して体の様々な場所に被弾させてしまいます。
こうしてアレルギー反応が起こっていきます。
長引く炎症でTリンパ球が過敏に反応するようになった結果、体中の免疫が異常に活性化して、体中を傷つけてしまうのです。
その症状が肌に出る人はアトピーになります。
関節に出る人はリウマチになります。
鼻や目に出る人は花粉症になるという事です。
ついでですが、朝の起きがけに鼻炎や花粉症の症状が悪化する「モーニングアタック」という現象があります。
僕も花粉症を患っていた時はよくなりましたが、同じ事を体感している人は大勢いると思います。
これは自律神経の影響で上咽頭の免疫が過剰に活性化してしまう事で起こる症状です。
人間の自律神経は就寝中は副交感神経優位で、起床と共に交感神経に切り替わるのは有名ですが、それと共に免疫システムの動きも変動します。
そして、上咽頭は神経が集中している首に近いためにその影響を受けやすく、また免疫細胞も多いために影響を受けた結果が強く現れやすいのです。
ですから、朝の自律神経が切り替わるタイミングで鼻の症状が悪化してしまうわけです。
これはつまり、逆に考えると、上咽頭の慢性炎症は花粉だけでなくストレスにも左右されるという事になります。
自律神経とストレスは密接に関わりがありますから、ストレスがかかる事で自律神経が乱れ、それが上咽頭の炎症を促進し、アレルギーを起こす可能性があるという事です。
ではどうすればこれらの事態を防ぐ事ができるのか?
それが鼻うがいです。
これまでお話した事でわかったと思いますが、花粉症を始めとするアレルギー反応の原因は上咽頭の長期的な炎症が原因です。
つまり、上咽頭の炎症を少しでも抑える事が花粉症を治す事に繋がるという事であり、そのために塩水を使って鼻をすすいであげるのです。
毎朝、塩水で鼻うがいをする事により上咽頭の炎症が緩和され、Tリンパ球が暴走しなくなり、その結果、花粉症が治るというわけです。
否、花粉症だけではありません。
人によってはアトピーも治ります。
リウマチや喘息が治る事もあります。
鼻うがいは鼻を治療しているのではなく、免疫疾患を治療しているので、アレルギー症状の全てに効果が出る可能性があるのです。
さて、この素晴らしい効果をもたらしてくれる鼻うがいですが、いくつか注意事項があります。
先程も言ったように、うがいは塩水で行いますが、その時の割合は「水:塩=1000:9」です。
これはヒトの体液濃度と同じです。
(正確には0.9%の濃度)
塩の量をこれ以上にしたり、これ以下にすると逆に体にダメージを与える可能性があるので注意して下さい。
塩は純粋な食塩(塩化ナトリウム)ではなく、天日塩など天然のものを使って下さい。天然の塩の成分はカリウムなど他のミネラルも豊富に含まれていて、人体に有益なバランスを取ってくれます。
勿論、言うまでも無いですが、水も水道水ではなく、ミネラルウォーターか浄水器にかけたものにして下さい。
塩は常温で放っておくと固まってきて、水に溶けにくい状態になってきます。
すると、濃度にバラつきが出て、正しい塩の比率を守る事ができなくなります。
それを防ぐため、一度沸騰させて完全に水に溶かしてからすすぐようにして下さい。
以上、3点に気を付けて鼻うがいをしいます。
ただ、これを毎日やるのは結構大変なので、個人的には1Lの水に小さじ2杯の塩を入れて沸騰させ、作り置きして使うのが良いかと思います。
道具はネティポットを使うのがスタンダードでしょう。
小さいジョウロみたいなヤツです。
わたしは便利なポンプ式のものを使っていますが、お値段も張るのでネティポットで構わないと思います。
そして最後に残念なお知らせをしますが、鼻うがいは効果が出るのに時間がかかります。
色んな人の意見を聞くと、早い人でも2ヶ月、遅い人は半年くらいは続けないと効果が出ません。
ですから、今現在、花粉症で悩まれている方は、今年はもう間に合いません。
しかし、来年のためにやって欲しいと思います。
来年以降、花粉症にかからないために、今年から鼻うがいを始めてみて下さい。
今面倒臭がってしまえば、また来年苦しみます。
長期的に考えて、未来の為に今頑張りましょう。
もしそれでもダメなら、こちらの記事をよんでみてください。