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5月20日は成田空港が開港した日!日本一の港?羽田との関係って?

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5月20日は新東京国際空港、つまり成田空港が開港した日なんですよね。

ときは1978年です。

空港の操業開始って開港って言うのって知ってましたか? なかなか味がありますよね。海でなくとも「開港」。

空の港と書いて空港ですからね。話はそのあたりからスタートです。

目次

1. 成田空港ってどんな空港?
2. 成田空港の貿易港としての機能
3. どうして空港をあの場所につくったの?
4. 羽田空港と新空港建設の検討
5. 羽田空港を大きくできなかった2つのワケ
6. やはりアメリカとは喧嘩できません!

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成田空港ってどんな空港?

成田国際空港は、千葉県成田市の南東部、三里塚地区にある国際空港です。

英語表記は Narita International Airport で、英語にすると「東京」という言葉は全く入りません。

千葉県民のプライドを傷つけることはないんですね。笑

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成田空港は首都圏に発着する国際線や、主要都市への国内線航空便が発着する、空港法4条で法定されている空港で、航空法上の混雑空港になっています。

そんな成田空港の2004年(平成16年)度の輸出額は10兆6572億円、輸入額は10兆2978億円です。

統計はやや古いですがこの総額の規模は今もそうかわっていません。

金額で国内において堂々第1位の「貿易港」なんですね。

成田空港の貿易港としての機能

輸出入品目としては、コンピュータなどの事務用機器、半導体など軽量で付加価値の高い機械機器等が中心となっています。

成田空港は貿易港

主な輸出品目(平成16年度):半導体等電子部品 (17.4%)、科学光学機器 (9.4%)、映像機器 (8.2%)、事務用機器 (6.8%)、音響・映像機器の部分品 (4.0%)

主な輸入品目(平成16年度):事務用機器 (15.6%)、半導体等電子部品 (14.5%)、科学光学機器 (7.9%)、音響・映像機器(含む部品)(4.3%)、医薬品 (3.6%)

また、成田空港には、マグロなど魚介類の輸入通関が多く(平成23年度3万7916トン)、成田漁港の別名があるくらいなんですね。

鮮度が求められる魚介類は船舶輸送ではなく、圧倒的に空の便が選ばれるわけです。

どうして空港をあの場所につくったの?

さて、そんな成田空港ですが、なぜそもそも千葉県成田市につくったのでしょう。

それは、国有地である宮内庁下総御料牧場や県有林、またその周辺の土地が開拓農民のものであったため、用地買収が容易に進むと考えられたからなんです。

開拓農民の方の多くは戦後、満州から引き揚げてきた方たちだったんですね。

当時はまだ農民という言い方をしていました。

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一度でも成田空港を利用したことがある方ならば、きっと思ったことがあることでしょう。

「なんでこんな東京から遠いところにつくったんだ?」と。

京成線に揺られる時間をどうにか短縮できないかと、いつも思うわけですよね。

でも、これにはこんな事情があったんですね。

羽田空港と新空港建設の検討

でもちょっとここで考えてみましょう。

都内には羽田空港という大きな空港がありますよね。

国際便の離発着のためにもっと便数を増やしたかったとしても、もともとある羽田空港を拡張すればいい話です。

でもそれをせずに成田に空港をつくったわけです。

これ、なぜだったんでしょうか?

ときは1960年代にさかのぼります。

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時代は高度経済成長期の真っ只中です。

この頃は、大型ジェット旅客機の増加に加え、年々増大する国際輸送における航空機の重要性が高まってきていた時期なんですね。

滑走路の拡充による発着能力の向上が望まれていたんです。

これ、前述のとおり誰でも真っ先に思いつくのは、羽田空港の拡張だったんですね。

それはそうですよね。品川から少し足をのばせば到着できる羽田空港の利便性を高めて、問題を即解決!というプランニングは、とても現実的なように感じられます。

でも、これができなかったんですね。

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羽田空港を大きくできなかった2つのワケ

これは理由が2つあったんですね。

まず1つ目は、東京港の港湾計画との調整が極めて難しかったことが挙げられます。

高度経済成長期に求められた貿易機能の拡充は何も空輸だけに限ったものではなかったんです。

それはそうですよね。上にまとめたような、機械機器のような高付加価値のものは空輸でも採算がとれます。

サイズあたりの利益率が高いんですね。

でも、今でもそうですが、原油、石炭、小麦などの原材料系のものというのは、空便では採算がつかないんですね。

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そもそもこれらのものはそんなに早く輸入することが求められていません。

当然、船舶によって輸入することになるんですね。

経済機能が高まっていった当時の日本において、また、人口もどんどん増えていったという理由も手伝って、港湾の拡張だって求められていたんです。

そんな中で、空港を拡張するから船舶が接岸する岸壁を減らせ、などとは、とても言えないんですね。

漁業権との兼ね合いだってあります。

やはりアメリカとは喧嘩できません!

そして羽田空港を大きくできなかった2つ目の理由は、横田飛行場の存在です。

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アメリカ空軍管制区域などとの兼ね合いから、羽田空港を拡張すると航空機の離着陸経路の設定が著しい制約を受けることがわかったんですね。

通称「横田ラプコン」の問題です。

あの狭山湖のちょっと南西側、東京23区から見たら中央線の果てにあるような飛行場なのに、こんなにも羽田空港のことに関係してくるなんて、ちょっと想像しにくいですよね。

でもパイロットが眺める地図を見ればイッパツでわかります。飛行機って旋回する半径をかなりひろくとらなければいけないんですね。

拝島と羽田の距離なんて、飛行機から見たらあってないようなものなんですよ。

終わりに

さていかがでしたか?

5月20日は新東京国際空港、成田空港が開港した日であるという話題でした。

成田空港開港までの反対運動のことや過激派のことを書くと非常にドロドロとした話になってしまうので、このへんで筆をおくことにします。笑

当時は1960年代中に就航すると予想され、日本航空も発注した超音速旅客機「コンコルド」の就航による滑走路の長大化も求められたという事情もあったんですよね。

これ、今となってはとっても残念なんですよね。だって、これが実現したらGWの旅行とかでふつうに音速を超えられたわけですから。

いやぁ、トリハダものです。

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おわり
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